こんにちは。設計部Fです。
少し前の話になりますが、10月18日は「木造住宅の日」ということで
日本木造住宅産業協会が毎年作文コンクールを行っています。
今年のテーマは
「木の家・こんな家に住みたい」 入選作品集を頂いたのですが、どの作品も小学生とは思えない文章力と
想像力であふれていました。

個人的に素晴らしいなと思った作品は 広島県高学年の部「木の家も家族の一人」です。
おじいちゃん、おばあちゃんのお家について書かれているのですが
家を立てる側として、こんな風に感じて永く住みたいと思っていただける住宅を作っていきたいと
改めて思わせてくれる作品でした。
日本木造住宅産業協会のホームページには他にも沢山の作品が載っております。
お時間ありましたら是非ご覧になって下さい!
日本木造住宅産業協会 作文コンクール
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こんにちは、設計部です。

新しい耐力壁の壁倍率評価試験を見学しました。
横架材(梁や土台)と柱で囲われた実物大の壁を作成し
梁の軸方向(長さ方向)に加える力の大きさと、試験体の変形の大きさから
壁倍率(壁の強さ)を算出する試験です。

試験体の足元に注目してみると、土台が変形しているのがわかります。
これは「土台のめり込み」というもので
梁に加えた力が大きいほど、柱がめりこむ量も大きくなります。
構造計算では建物全体のバランスを考えるのはもちろん、
柱や梁などの部材の検討のほかに、このような接合部分の検討も行っています。
テーマ:建築 - ジャンル:学問・文化・芸術
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先日、横浜みなとみらいに建築・展示されているエネマネハウスを見てきました。
エネマネハウスとは大学と民間企業の連携により、“学生が考える、将来の家”をテーマに、
“エネルギー”、“ライフ”、“アジア”の3つのコンセプトの下、先進的な技術や新たな住まい方を提案するモデルハウスです。
今回は関東学院大学、芝浦工業大学、山口大学、立命館大学、早稲田大学のモデルハウスが実際建てられていました。

この写真は山口大学のモデルハウスです。

こちらが立命館大学

こちらは早稲田大学

こちらは芝浦工業大学モデルハウス

最後が関東学院大学
熱心な大学生達の説明が印象的でした。
ご興味のある方は11月1日まで行われています。
週末にどうでしょうか?お気に入りの住宅に投票ができます。
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こんにちは!設計部Yです。今回は・・・
ユナイテッドワンΛ 続編です!前回の記事はこちら
木造で・・・ここまでやるの?! 【ユナイテッドワンΛ~ベースパック編】前回ビシっと位置を決めたアンカーボルトに金物を設置しました。

う~ん、素敵な精度ですね

左下に穴の開いた金具が付いているのですが、そこから「グラウト」と呼ばれる
無収縮モルタルを充填します。
充填完了がこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ボルト部分の穴からグラウトが出てくれば充填OK!
ちなみに建方後にこの作業を行います。
なので柱とフレーム材はすでに施工されています。
さて、ここからがユナイテッドワンΛの全貌です!
正面から見た開口部
斜めの材は高力ボルトで接合します。
接合は、きちんと講習を受けた人が施工します。
1階、2階ともほぼ全面開口です。
普通の耐力壁で設計した場合、まず無理でしょう・・・。

右の写真
2階を全体的に撮ってみましたが
壁が少ない

広い


正面は斜めのブレース2本でしたが、内部には
Kの様な形に組んだブレースが入っています。
このように納まりによって形を変えたブレースを
1階4箇所、2階4箇所に設置するだけで
構造的にはOKなのです。
1階にある一番強いフレームです。
壁倍率換算で
なんと・・・
25倍
ここに通常の合板耐力壁を配置しても、9倍程度です。
う~ん。木材でここまでできるんですね、
ユナイテッドΛが本領を発揮するのは、本来は大スパンの架構です

このように耐力壁の代わりに使うこともできますが、意匠設計と構造設計の両方から間取りを作り上げていかないと難しいです。
ご相談の際には是非プラン段階から一緒にお仕事させて下さい

ハセベでは、木構造に力を入れた建物を設計・施工しています!
木造のことならハセベにご相談下さい
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