2013年(平成25年)は、日本を代表する大きな神社『出雲大社(島根県)』と『伊勢神宮(三重県)』が揃って遷宮を迎えた縁起の良い年でした。
流動的に60年に一度隋破遷宮を行う『出雲大社』と定期的に20年に一度決められた年に遷宮を行う『伊勢神宮』の奇跡的な遷宮の巡り合せ。
『遷宮(せんぐう)』とは神社の改修工事に伴う神様のお引越しのことで
定められた年に定期的に行われる遷宮を“式年遷宮(しきねんせんぐう)”といい、称して『伊勢神宮の神宮式年遷宮』と言われています。
その歴史は飛鳥時代にさかのぼり、天武天皇が成し遂げることができなかった式年遷宮の遺志を、后(きさき)の持統天皇が690年に第1回目を行ったのが始まりで、その後戦国時代の130年におよぶ中断や延期を経ておよそ1,300年にわたり定期的に執り行われてきました。
20年に一度改修工事を行う理由には、『萱葺屋根(かやぶきやね)』や『掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)』の日本の伝統的な建築様式が、礎石を土台として立てられた柱に比べて老朽化が早く、耐用年数が短いからと言われているからです。
しかし地震や自然災害の多い日本の環境には、地面にそのまま柱(堀立柱)を立てる弥生建築が合い、そのような歴史的な建築様式が、後世に継承され守られていくように、技術を次代に伝承するためには、人の寿命と実働年数などから20年間隔が適当と考えられたようです。
古材は、災害で壊れてしまった神社の再建、復興などに使われます。
また、『出雲大社』では震災被害にあった東北地方の木材をたくさん使用されました。
さて、神社のリフォームも完成し神様のお引越しもつつがなく執り行われ、神力もパワーアップされました。
来年はぜひ皆様が住まいの住宅も、リフォームを取り入れてみてはいかがでしょうか。
身も心もリフレッシュすれば、新たな活力を生み出すきっかけになるかも知れません

平成25年も余すところあとわずかとなりました。
本年も多くの皆様に当ホームページをご閲覧いただき、誠にありがとうございます。
これからも新鮮な楽しいニュースをお届けしたいと考えております。
新年、平成26年も引き続き当ホームページのご閲覧をお待ちしております。
皆様、良いお年をお迎えください。
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皆さん、こんばんは。
今回は、
ハセベ町屋インからお届けします。
早いもので2013年も残り1ヵ月となりました。
ホテルもおかげさまで、忙しい毎日を送っております。
そんな中、ロビーから良い香りがするので、見回したところ、
幸福の木に花が咲きました!

実は昨年も咲いたのですが、ネットで調べると10年に1度しか
咲かないという話もあるようです。
見たことがない方は、是非
ハセベ町屋インにお越しください。
皆さまに幸福が訪れますように。。。
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今年も残りひと月を切りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
師走という名の通り慌ただしい毎日ですが、ちょっと気分転換。
ハセベ別館キッズスペースはクリスマスの準備が整いました



卓上には精緻なペーパークラフト、窓際には靴下

と帽子

の飾りつけ。

物件のご案内には華やかなモールと可愛いリボン

でデコレーションしています。
皆様もちょっと一息いれて、クリスマスの雰囲気を楽しんでみませんか?
ハセベ別館では電気ウナギイヌもクリスマス仕様でお待ちしております

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こんにちは、ハセベ設計部です。
先日、中大規模木造建築の講習を受講してきたので、今回は中大規模木造建築について紹介します。
中大規模木造建築とは住宅の規模を基準として相対的に規模の大きい建物を総称しており、
構造規定上は中小規模のものが多いです。
幼稚園

や図書館

をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
中大規模木造建築は一般の住宅に比べ大きな空間が必要になる場合が多いです。
そのため、階の高さ・柱間の距離・梁の長さ・床の強さなど様々な箇所に気を配らなくてはなりません。
使う木材や接合部も変わってくることがあります。
今回の講習では、中大規模木造建築の構造の考え方や木材特有の留意点について学びました

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