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プラスワン日記

株式会社ハセベから耳寄りな情報と日々の出来事をお届けします




東北地方太平洋沖地震② :: 2011/03/17(Thu)

皆さま、いかがお過ごしでしょうか・・・。

 

 去る3月11日に東日本太平洋沖地震が発生いたしました。被災された方々へ心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族の方々へ深くお悔やみ申し上げます。被災地の方々が一日も早く、以前の生活を取り戻すことができるよう、心よりお祈り申し上げます。  

 

東京でもかなりの揺れを感じました。発生直後は、震源は首都圏からごく近い場所なのではないか、と錯覚したほどです。

 

 今日、多くの地震発生のメカニズムが解析され、地球物理学としての地震学や構造地質学の観点から研究が進められ、様々なことがわかってきました。その結果、世界有数の地震国である日本において、地震の規模に対してその被害は緩やかに縮小している傾向にあるように思えておりました。

 

予断でしょうか・・・。

 

 建築基準法は度重なる改正を経て、建物の耐震化という観点ではある程度の効果を得られておりました。現在の建築基準法に則り建築された建物は地震による倒壊が少ないという事実がそれを証明していたのです。某外国メディアは、「地震国である日本で超高層の建物を構築し、それが実際に大地震に耐えうる事実は驚愕に値する」と評しています。

 

 また、今回の震源となった三陸沖は過去にも海溝型と見られる巨大地震を引き起こし、甚大な津波の被害も多々起こっておりました。地層の堆積物の解析から、巨大地震と、それに伴う津波の被害を知り、巨大地震の周期的な発生を予見していた面もありました。三陸沖において「長期的な発生確率」という観点では、「この30年以内にマグニチュード7~8クラスの地震が発生する確率は99%」という警鐘もありました。

 

 「プレートテクトニクス」をご存知の方も多いと思いますが・・・日本列島周辺でプレートがぶつかり合い、ひずみを溜め込み、その開放というサイクルを繰り返すと言われています。そういった意味では、海溝型巨大地震の周期性は疑いようがなく、長期的な発生確率はほぼ100%であると言えましょう。

 

 そのため、三陸沿岸部にお住まいの方々の防災意識は、他の地域の方々のそれより高く、行政も防災を意識した街づくりをしていたことは間違いございません。海岸線近くに高い防波堤と水門が建てられているのを見たことがあります。過去の大地震・津波の規模を踏まえ、それらを基準にして建てられたものです。

 

 様々な観点からの研究が進み、そして将来的に発生するであろう災害から街を守るべくして整えられたインフラ設備、そして際立つ防災意識の高さ。三陸沿岸部のとどまらず、日本各地でたびたび起こってきた大地震から学んだことは、決して少なくありません。

 

 

そう思っておりました。 

 

 

しかし、それらの過去の史実と我々の予見とを遥かに凌駕する規模とエネルギーで襲ってきた巨大地震・・・。

 

「どうだ、誰にも想像できなかっただろう。」

 

声なき声を聞いたような気がしました。

 

 時間の経過とともに、悲痛な惨状が明らかになってきました。大津波が街を飲み込み、すべてを奪い去る光景を・・・まるで終戦直後の焦土と化した街を見ているかのような光景を目の当たりにしたのです。

 

「壊滅的被害」

「甚大な被害」

「激甚災害指定」

心が締め付けられる言葉を、何度見たことか・・・そして聞いたことか。

 

 絶句しました。誰もが目にしたことのない惨状でした。被災された方々、そして犠牲になられた方々とそのご遺族の方々・・・その方々の悲痛な思いは想像に難くなく、涙が止まりません。

 

どうか、もう二度と、このような災害は起こらないで欲しい・・・。

 

 しかし、地震はまた発生するのです。プレートのひずみの蓄積と、その開放を繰り返すことによって、また地震は発生します。もちろん、それ以外の原因でも発生するのです。

 

 プレートの移動によって発生すると見られる海溝型の地震に限って言えば、「南海地震」「東南海地震」「東海地震」などは、そう遠くない将来、必ず発生すると予見されています。過去を上回り、また様々な研究機関等の想定をも遥かに上回る規模で発生してしまった、巨大地震を目の当たりにすると、防災意識というものを再考させられるのです。

 

 弊社のプラスワン工法で建築した建物は、「地震に強い」という自負があります。ですが、そのプラスワン工法を、より強固なものとし、驕ることなく研鑽を進め、より安全な建物を提供していくことが、今弊社が果たすべき使命と感じております。また、出来ることがあれば被災地への復興に手を差し伸べ、共に困難に立ち向かう気持ちを持っております。

 

 最後に、被災地の方々の一日も早い復興を願うとともに、現地で救援活動にあたっておられる方々へ深く敬意を表します。日本各地から、そして遠く海外から、救援活動のために被災地へ駆け付けてくれた方々も数多くいらっしゃるわけです。

 

「困ったときはお互いさまだ。」

 

人類共通の合言葉です。

 自然災害は形は異なっても、人類の脅威となり得ます。そのエネルギーは途方も無く大きなものであることを知らしめた、大震災でした。

 

 けれども、それを乗り越える勇気と英知を、そして支え合う心を携えているのが、また人間なのではないでしょうか。

 

どうか希望を失わず、再び平和を取り戻されることを心より願っております。

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