木造耐火・・・聞きなれない方もまだまだいらっしゃるのではないでしょうか?
防火地域で新築された方は、良くご存じかと思いますが、
これから建築される方や、新築用で土地から検討中の方は、
もしかしたら、ご存知ないかもしれないですね。
ですが、
非常に重要なポイントです。
そもそも防火地域って?都市の大規模な火災での延焼を防ぐ為に、
(大きく分けると)
「防火地域」もしくは
「準防火地域」の
二種類が定められています。
その中で、
防火地域に建築する場合、(延床100㎡以上または、3階建て以上の建物を)
「耐火構造」とする必要があります。
従来、耐火構造というと、
鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)などにする必要があり、
木造での建築ができませんでした。それが、数年前から、木造でも建てられるようになりました。
木造での耐火構造が実験を重ね、
認められたんですね。
では具体的に、木造耐火にすると
何が変わるのかというと、、、
S造やRC造に比べ
何といっても
値段が安くなります。
しかも、鉄骨や鉄筋など、資材の価格が円安の影響で
高騰してますので、その差はさらに広がってます。その結果、住宅のみならず、
学校や福祉施設などの公共施設でも
木造が見直されてきてます。
ちなみに、木造校舎での調査によると、
「風邪をひきにくくなった」
「インフルエンザの学級閉鎖が減った」
「勉強の集中力があがった」などの、反応があるそうです。
木は鉄やコンクリートとは違い、
調湿作用がありますので、その効果が大きいのでは
と言われております。
より詳しくお知りになりたい方は、下記をご参照ください。
第8回:なぜ、木造建築を見直すべきか (日経BP)
弊社の社員も、土地から探して、
木造耐火で建築しております。耐火構造なので、火に強くなるのはもちろんですが、
住み心地的にも、
「断熱性がよく、夏でも涼しかったとか、
二世帯で住んでいるが音が気にならないとか、
性能面で思ってる以上に良い」と言っています。

その内容が、
「スーモの東京の注文住宅」に掲載されてますので
是非、お手にとってご覧ください。
ちなみに、2014/9/20発売です。
- 関連記事
-
テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ
- 西日暮里店
-
| trackback:0
-
| comment:0