こんにちは!設計部Yです。今回は・・・
ユナイテッドワンΛ 続編です!前回の記事はこちら
木造で・・・ここまでやるの?! 【ユナイテッドワンΛ~ベースパック編】前回ビシっと位置を決めたアンカーボルトに金物を設置しました。

う~ん、素敵な精度ですね

左下に穴の開いた金具が付いているのですが、そこから「グラウト」と呼ばれる
無収縮モルタルを充填します。
充填完了がこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ボルト部分の穴からグラウトが出てくれば充填OK!
ちなみに建方後にこの作業を行います。
なので柱とフレーム材はすでに施工されています。
さて、ここからがユナイテッドワンΛの全貌です!
正面から見た開口部
斜めの材は高力ボルトで接合します。
接合は、きちんと講習を受けた人が施工します。
1階、2階ともほぼ全面開口です。
普通の耐力壁で設計した場合、まず無理でしょう・・・。

右の写真
2階を全体的に撮ってみましたが
壁が少ない

広い


正面は斜めのブレース2本でしたが、内部には
Kの様な形に組んだブレースが入っています。
このように納まりによって形を変えたブレースを
1階4箇所、2階4箇所に設置するだけで
構造的にはOKなのです。
1階にある一番強いフレームです。
壁倍率換算で
なんと・・・
25倍
ここに通常の合板耐力壁を配置しても、9倍程度です。
う~ん。木材でここまでできるんですね、
ユナイテッドΛが本領を発揮するのは、本来は大スパンの架構です

このように耐力壁の代わりに使うこともできますが、意匠設計と構造設計の両方から間取りを作り上げていかないと難しいです。
ご相談の際には是非プラン段階から一緒にお仕事させて下さい

ハセベでは、木構造に力を入れた建物を設計・施工しています!
木造のことならハセベにご相談下さい
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